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軽貨物の運送が医療機関に貢献している?

軽貨物の運送は様々な業種にて活躍していますが、その中でも意外な業種の1つかもしれないのが医療機関です。医療機関での軽貨物の運送というと医療用機器の配達や備品などの配達が思い浮かぶかもしれませんが、それよりも重要な業務が検体回収です。検体回収とは各病院にて検査のため採取された患者様の血液などを軽貨物の車両で回って回収し、検査機関まで運送をする仕事です。健康診断などの様に大量の検体がある場合は病院で検査をすべて行うのは困難ですし、多くの医療機関が外部委託をしています。そういった機関との間の検体の輸送を軽貨物の運送業者が担っています。ウィルスによっては扱うのに許可が必要だったり細心の注意が必要になることもありますし、適切な温度管理をしなければ検体に影響が出るため検体回収を行う軽貨物の運送業者には高度な安全性と専門知識画求められます。そのため個人の軽貨物の運送業者が検体回収を行うのは困難といえそうです。しかし、定期検診などの一定の需要はありますしコロナ禍のこの情勢では検体数も増加しているため、軽貨物の求人として検体回収の募集が出ていることも珍しくありません。訪問する医療機関も決まっていることが多いため軽貨物の運送の中では慣れてくれば働きやすい職種ともいえそうです。

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